腱鞘炎について

関節を内部で繋いでいる腱は腱鞘と呼ばれる、ケースのような器官とワンセットで機能しています。腱鞘と腱は通常はお互いをサポートしながら動きますが、重い物を持ったり同じ動作を繰り返すことで摩擦や疲労によって炎症を起こしてしまいます。この状態を腱鞘炎と言います。

腱鞘炎の原因と症状

原因は無理な体制を長時間続けたり、筋肉の可動域以上の動作をしてしまうなどの外的要因が原因です。ばね指なども腱鞘炎の一種で、仕事で同じ動作を繰り返すことで指や手首に負担が蓄積されて炎症を起こしてしまいます。

初期症状は手の動かしづらさなのですが、進行すると指の付け根などに手首を動かすたびに痛みを感じ、熱を持ったり腫れが生じたりすることがあります。

腱鞘炎は珍しくない症状です。しかし、関節は神経や腱によって指を曲げたり腕を伸ばすなどの動作ができるようになっています。体にとって大事な箇所ですので決して油断をせず、当院にお任せください。

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